……いまの、なに…。 [ ここにある船が動いた所を、 私は見たことがありません。 寧ろ王でも、殆ど…全く? 目の当たりにはしたことが 無いのではないでしょうか。 こんな、驚きよりも恐怖が先に来る出来事。 沈黙の星に、科学の片鱗を思わせる、 透き通る汽笛を鳴らすことが。 …善行になるとは、思いませんでしたから。]