[浅い意味での食後の休憩が終わればランディと聖子は帰路につく。
一応一通り中を見直して魔石を交換し、出入り口の扉にも施錠の魔法と物理的な錠をかけておく。
基本的に防犯はこれで大丈夫だろう。
帰り道は非常にのんびりした足取りだった。
聖子の歩調に合わせているからきっとお肉で満たされた腹が歩くことを拒否しているのだろう、わかる。
かぶりついて肉を食べると心が満たされるしお酒もまた心の栄養剤だ。
気分がいいのに歩くなんてとんでもない。
手を繋いで歩きながらのんびりと散策をして話をしていた通り小物店に向かおう。
途中で>>114大先輩に首根っこを掴まれた>>115異邦人を見かけるとランディは首を傾げる]
なぁ、聖子。
そっちの世界だと首根っこ掴まれるのが流行なのか?
[いや、掴んでるこっちの世界の風習なのだろうか。
初日にも見たなあという光景に笑いながら小物店に到着すると中に入って陳列されている首飾りや指輪などの装飾品や置物を見ていこう]