[ それから、日を数日ずつ空けながら、 自分であの光る石を探してみたものの。 私一人では、何も得られませんでした。 …本当に石ころと区別がつかないもので。 彼女は、匂いか何かで区別をつけていました。 …人間の身体で同じことをするのは もはや一芸に等しいと、言えるでしょう。 それでも……、私は『燃料集め』を 辞めません。食べ物よりもずっと夢中に。 彼女に…少しずつ教えて貰いながら。]