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[ふと、彼女が言った言葉に男の口が止まる>>88。
少女の会話の合間にも入ったであろう
小さな相槌などもふくめてすべて。
それは、
『ホワイト・マーブル』行きがいいことなのだと
言われたことへの…大きな驚きだった]
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……………………………考えたこともなかったな
…そうだね、『いいこと』…かもしれない
いやはや…正直どうなのかはわからないが
[そういいつつも増える瞬き。少し怪訝そうな顔。それは少女への疑問というより自分自身への疑問。特に何も思わなかった、自分への疑問]