── ご令嬢のように麗しいアナタと ──
[その方はご令嬢のような佇まいでありながら、どこか影をまとったお客様でした。>>107
確か、何度か遊園地にお迎えした事もあったやも。
アナタが覚えていないと言うのなら、私も何も言いませんがね。
パンフレットを手渡し夜明けに戻ってくるよう伝えれば。
どこか名残惜しげな様子>>110
ですので私、あえてはっきり申し上げましょう]
もし夜明けまでに戻ってこなければ私やスタッフ総出で探して現実にお返しいたします。
あくまでもここは夢の世界。
夢は、醒めてこその夢なのですから。
でも悲しまないで、会いたくなればまた会えます。
だってここは夢の世界。
どこにでもあって、どこにもない場所ですから。
[もふもふと、アナタに体を擦り寄せて癒しの手触りをプレゼント。
そうして、アナタを遊園地へとお送りしましょう。**]