[ 敢え無くその刃の矛先を 変える事は叶わなかったでしょう。 それでも無事逃げおおせたのなら、 『風の子』は大佐プラチナの所在地を知らせに 精鋭部隊の元へ駆け出した事でしょう。 ボク達はあくまで「第一部隊」。 足止めも命じられればやるけれど、 無駄死によりは知恵を得ての 迎撃が望ましいだろうから。 追いつかれなんてしないぞ。 ボクは風なんだから。* ] 3(20x1)