[フェアリーエリアは、ファンタジーエリアの一角にある区画で、妖精をテーマにしているだけあり、豊かながらもやさしげな雰囲気の森が笑いかけ、草むらの影から愛らしい小人たちがこちらに手を振り、小さなホタルのような妖精が入場者を案内するかのように踊るようにその小さな羽を震わせ飛んでおりました。]
ヨウセイさん、妖精さン、ドウカおしえテください
サーカスショー、ハ、ドチラ、ですカ…?
[と、訪ねながら不安げに歩いていると、
宙を舞う妖精の一匹が風船を持たない手を引いて、
にこりとわらって手を引きます]
ワ、ワ…
[くるり、くるり。
妖精の奏でるメロディにあわせて踊ります。
ふわり、ふわり。手に握った風船たちも一緒に楽しそうに踊ります。
ステップをふみ、ワン、ツー、ターン。
妖精も風船も楽しそうに踊る様に『ラピス』も笑顔になりました]