[ ルヴァ──少将殿曰く、内通者の被疑がある少女兵と ラサルハグがこの医院を訪れたのは。>>81 少将も警備兵も、今しがた起こった事件と 被疑者である少女、抱えられた司教に騒めいた。 君からは、何を告げられただろう。 ラサルハグの治療を、と言ったのだろうか? 或いは敵の本陣に近付くのを躊躇ったかもしれないし 抱えられた患者当人が何か言ったかもしれないが ] ……少将殿、良い。 私は、ラサルハグを信頼している。[ 右腕を動かした。 ──うん。不自然なくらいに、よく動く。 ]