[恋って何?と悩んでいた彼女はほんの少し前だ。まだ子供っぽさも十分にあったのに。しかし今一緒にあるんている彼女の横顔は……。] …素敵なレディになりましたね、 レットさん。[彼女は丁寧に私に頭を下げる。そして素晴らしい笑みを私にプレゼントしてくれた。これ以上の贈り物はきっと存在しないほどの…。気が付けばそこはもう彼女の部屋の前であった。私はそっと組んでいた腕をほどき、彼女と向き合う。]