『約束しよう、聖夜の夜君に会いに行こう…! 100本の薔薇を持って。君への愛のすべてを捧ぐ… この長く遠い愛の距離はもう終わり… 僕は一生君に添い遂げると誓うよ…! 今から君に会うのが、楽しみだ… クラット』 雪降る街の中、 男は両手いっぱいの大輪の花を持って 愛する彼女が待つ、待ち合わせの場所に急いでいた 出会ってはや10年の遠距離恋愛だった。 メールのやり取りや電話のやり取り、 ときおり一緒に行ったデートのときに感じた愛。 それを、これからも、永遠に…君とともに育みたくて…!