[>>99差し出した手にシュクルの手が重なると緩やかに指を折り曲げて指の腹同士を触れ合わせる。
金色の眼に写る顔色は真っ赤でリンゴのようだ。
白雪のような肌が染まればよくわかる。
両手で手を包み込まれると柔らかさが花やハーブ、そして土を弄り荒れている指先までも癒してくれそうだ。
指を絡めるように手を繋ぐに合わせて立ち上がると今度はシュクルを見下ろしてにこりと微笑む]
シュクルのことを考えるのは楽しいんだよ。
でもね、実際に一緒に居て褒めてくれると。
もっと嬉しいし楽しいんだ。
それに……記憶よりも可愛いから。
[唐突に格好いいなんて言われると照れてしまう。
隠しようもない程に顔には熱が篭りきり熱すぎて仕方がないままにはにかんで見せる]