[…そして、せっかくなので、露天風呂の方へも行ってみる。雪が降る中、岩で包まれ作られた露天風呂は、それはそれはあたたかそうな湯気を放ち、外気の寒さからも雪の冷たさからも我々を守ってくれていた。]
…はふううあ〜…さいこ〜…
[………ちょっと離れたところには、小さな小猿何匹かが同じく露天風呂に浸かっていた。その手にはおみかんさんがあり、上がったら食べる気満々そうだ。]
…おーいおサルたち!風呂の中でおみかんさんは食べるなよぉ〜
おみかんさんの皮を捨てるところがいるんだからなあ〜…
……猿も浸かりたがる温泉宿……
まさに一級品だな……!!!
[男は、ゆっくり待ったり、こうして温泉を楽しんで…
風呂上がりにまた、おみかんさんをいただきにフロントに行こうと決めたのであった…**]