[さて、見送られ際の此方からの名乗りに>>83>>84。
レオーネにきょとりとされた訳を察せられなかったため、一瞬「マズったか」と内心かなり焦っていたが……。
なんてことはなく「素敵なお名前」と微笑んでもらえたので、一先ずこの場は安堵していいとヘローには判断できた。]
カチューシャ、この遊園地にもやっぱりあるのか。
私はああいうのを被ったこと、なかったんだよな。
ぜひ色々試してみるよ、レオーネくん。
[まあ定番はマスコットキャラのカチューシャだよな!という考えもあったが、まずは現物を見てからということにして……。
こうしてヘロン改めヘローは、カチューシャより前に頭上に光輪を輝かせながら、門の先へと駆け出していったのだ。*]