星狩りの国-暁の街-

22 【完全RP村】機械人類は、蒼穹の空の夢を見るか


石火硝煙 ヒート・H・フットマン

記録・フットマンの身体

[メトロポリスの医療技術。老化の停止手術を行った生身の人間。それこそが、フットマンの正体だ。

では、なぜトループの人間であるフットマンに、メトロポリスが技術の出し惜しみをしなかったのか。
その答えは簡単だ。フットマンが医療技術の発展として「未確立の新規開発された技術の実験体になって良い」としたからだ。

彼らはモルモットが欲しい。それも、モルモットが使い捨てて良いもので、自分たちの誰も危険を犯すことなく、安定と安全を保証された技術だけ使えるならば、なおいい。


そうして、フットマンの老化は止まった。
──なら、電脳化すればいいじゃないか?そうだろうとも。
でも、フットマンはそちらを選ばなかった…なぜって?

「機械は全ての成すことが出来て当たり前になってしまうから」だ。
だけど、出来て当たり前、なんて面白くない。ランダムで失敗するように作られるのも何か違う。だから──フットマンには、機械の身体は選べなかった。]
 

(125) 2024/06/22(Sat) 19:58:31

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