ヒトが技術を集めて辿り着こうとしたのは
まさに「神」の領域じゃないか
[少しだけ鋭さを増した声色を長身へ向ける。>>115矢継ぎ早に何かを言いかけた口は躊躇いがちに閉じられて、暫しの沈黙が降りた。]
……ふふ、流石に虚栄が過ぎた話だったかな
だけどあながち嘘だけでもなくって……
確かに、旅した分だけ新しい感動は得られるだろう
そうして身の回りの物を消費尽くした後に、
一体何が残るのだろうと考えたりすると、さ
いっそ宇宙と溶け合ってしまうのも悪くないと思える
[明けの空の色をした瞳が武器商人を見詰めた。]