[食事を終えれば改めて俵担ぎをして屋根から降りる。
その前に、店の店主に、おーい。っと声をかけて、場所代と飲み物くれ。と横柄な態度でいうと、お前また人の店を!それとここは夜に営業だ!みたいな感じにいうおっさんときぐるみの気兼ねないやり取りがあったとか。
無事に飲み物を買って二人で飲みながら歩いていく。
先程上からみた橋を渡って、都会的ではなく牧歌的な趣を味わえる、香りも人の猥雑としたものではなく土と肥料と草の香りが強まり、大きな水車、併設された小屋では小麦の粉を挽かれ、選択をするご婦人やら労働力として働く牛を引く子供など様々だ。
たまにきぐるみー。と子供に言われるが、子供に言われる分には特別なにかもなく、手伝いがんばれよ。親とはぐれるなよ。とかいいながら歩いていって目的地は緑が豊富な栽培所である薬草園であった。]