>>125 ウロボロス
[そんなに急ぎかと問われると、言葉に詰まる。
彼に合う薬を作ることは多くの人を救う手がかりであると同時に彼を助けるためのものだ。
その本人が急いでいないなら、そんなに焦ることはない筈だった。]
あ……、すみません。
知りたいと思ったらつい、止まれなくて。
[自制しようとしたところ、まぁいいよと許諾されれば顔を上げた。煌めいた瞳は闇に溶けてしまう。]
はい、少し待ってください。道具を取ってきます。
[傍に立っていた男の横をすり抜けて、薬棚へ走った。
穿刺ティブ描写は秘話に行っといたほうがいいかな&そろそろ恥ずかしいので秘話に移行します。]