[そして、『それから』と最後に付け加えられた言葉に私は目を見開いて、かっと頬を染めながら鳩尾ぱんちをぽすっと決めようとして……。] 〜〜! ……、………。[口をぱくぱくさせたり、視界を右往左往させながら。 振り上げた拳の行先は定まらないままふらふらとし始め、最後には力なく降ろせば嘆息をひとつ。]