[アデルファの前にあるのは、控えめサイズの
アップルパイと林檎ジュース。>>37
けれど彼の視線の先は、それよりも。
隣の屋台で客が買うクラフトビールと、
こちらの手元のハードサイダーに向いている>>39]
ああ。飲みます?
貴方、もう飲める歳……といって
いいんでしょうか。
幾つになるんでしたっけ?
[つい見た目に引きずられがちだが、
彼がパンプキンタウンに来てから
何年も経っている。
他種族の成長と老化のスピードは測り難い。
酒の話題を振った時に、若干返事が
ぎこちなかったのは、時効ということにしましょう。]