…久しぶりに、家族のために何かしてやりたいのですが何から吟味すればいいのやら…あなたのように、好きなものがあれば分かりやすかったのしれませんが…私は趣味に疎くてね……これまで、大切にしてやれなかった家族になにかしてやりたいんです。最初の出会いがぎこちなくとも、いつまでもぎこちなくある必要もありませんから…[そういう様は、『家族』に対してどうしていいかわからない『父親』のすがたそのものであっただろう*]