私、ツァリーヌさんが言ってくれた通り
沢山、沢山悩みました
それで――、分かったんです
[あの時の言葉を思い出す。]
私が地球に置いて来てしまった物
置いて来なければならなかった物
[それは、何も無いと嘆いて居た過去の私との決別。]
ホワイト・マーブルで何をするか、
それはまだ決めてません
けれど、それを探してみようって言う気持ちが、
私の中にきちんとありました
[何も無い訳じゃなかった。
探して来たのは自分。与えて満たしてくれたのはみんな。
けれど、最初にその事に気付かせてくれたのは、他でもないツァリーヌさんだから。]