[視線を感じて顔を覆った手をずらす>>117 こちらに向けられる瑞々しい、自然にある生命の色。 美しい面差しにのった宝石のようなそれを見て。 思わず手を伸ばして頬を押して あっちに顔を向けさせた。] こっちを見るな。[かっこいい先輩でいたかったのに。 嫌な思いをさせたくなかったのに。 “思い出”を使うのはずるくないだろうか。]