【M】 補佐 ペリエ

トループへ向かう電車の中で

[ふと呼びかかる声>>14に、女は顔を上げた。
見れば白く美しい少女が、自分を見つめていることに気づく。
そうして、その少女が自分の知人であることも]

　お久しぶり、タリア。
　元気にしていましたか？

　そこまで長い間でもありませんが
　せっかくの道のりですから、お話でも。

[そうして同席を促すように、女は自分の隣の椅子を軽く叩く。
少女がその提案に乗ろうと乗るまいと、女は話を続けただろう]