[努力ともどかしさと興奮、楽しさを携え頭の中の構図を逃げぬうちに色の霧で吹き付ける。歌うように描く姫野の姿は映画の途中、スピーカーのBGMからエレキギター主体の曲へ。画面に書かれたイルカは誰かの何かにぶら下がるイルカのキーホルダーへと焦点を変え、やがて誰かの別シーンへ切り替わることだろう。**]