ヒーローショー・イン・地獄の調理場
[……虫のかたちを纏い“喉元を書き切らない”戦い方を選んだガァドだけを見ればまさにヒーローショーといえたかもしれなかったが、こちらのハリコの提案はどう見ても全年齢向けの悪い成金である。]
ちょっ……面白いって、それ、どういう意味よ。
[とは思わずレイル
>>132に零したものの、まあこれは今は多分重要ではない。多分。
輸送船までの道のりでこの貯えや策自体が保つか、という問題も確かに考えながら――今はとにかく、やってみるだけだ
>>134。]
オーケー。じゃあ、いくわよ。
[こうしてハリコは、一度レイルからエスコートの手を離し。
その手を手提げ鞄の中に突っ込んで――。
馬鹿力のキッチン柱に滅多打ち
>>127にされていない看守へと、その中身を投げつける!]