・・・・・・?何かつけるの?
[片方の光球は、それをつけることに消極的であるが。
よく分からないが、魔女も拒む理由もない。光球はふわりと舞い、魔女の顔にそれをつけてあげる。]
「さ、あれがメガネだぜ。」『おとこのひとー』
[一つの絵画を眺めている後ろ姿を見かければ。一つうなずいた。
――余談だが。
ここで男性と魔女の立ち位置について説明させて貰いたい。
今、男性のいる部屋は他の部屋に比べ明るく、つまり魔女のいる場所は暗がりであり、そこから人影が現れることになるわけで。
さて、そんな暗がりから、魔女の顔につけられたものを知らぬまま、男性の後ろ姿に声をかける>>122、>>123。]