へ?そっ、そりゃ、知ってるけど...[そうして道中で誘われたのは花畑にテーブルが設置されたカフェだった。いかにもデートでいちゃつくための場所!!!!って感じで、当然のようにカップルで埋まっている。ボクには一番縁のないようなとこだと思ってたわけだけど。]いい、行きたいの!?ボクと!?ああいうとこに!?[思わず鸚鵡返しにしちゃう。そんなこと考えてたの!?割と前から!?ひとしきり動揺してみせた後で、俯いて。きゅ、と握ったままの手を握ってぼそぼそと口を開いた。]