[友達の話になれば顔が綻ぶ。>>105
ユラの顔を思い浮かべながら嬉しそうに笑って、
しばらくオルゴールの音色に耳を澄ませつつ]
へへっ、その子……あっ、ユラって言うんだけど。
遊園地の常連仲間でさ、仲いいんだ!
これからも仲良くできたらいいな。
[ユラの話をしながら、俺の誕生日の話題に移る。
初対面なのに屈託なくお祝いの言葉をくれるイノリの優しさに俺も心が温かくなって笑顔を見せた]
ありがとう!やっぱ祝ってくれる人がいるといいな。
心があったかくなる。
[現実では誰にも祝われない境遇なのは伏せておく。
それに、イノリがもっと過酷な環境にいるのも知らないし]