…でも。 グリーディアさん、貴女には 未来がありますからね。 自ら道を選んだ貴女には、きっと… どうか手を延ばして、掴んで下さい。 貴女に必要なものを。[カウンターに両手をついて天井を見上げる。それから、視線を戻して。私の淹れた珈琲を味わってくれている彼女を見つめてからふと。]