ショッピングエリア→フェアリーエリア
[手にしていたチケットはジャケットの内ポケットに収めて。
ここで改めてパンフレット上の地図を確認してみれば……
まあ確かにたいへん大雑把だった。 とはいえ「夢見る力」
>>83のお陰かテクノロジーの粋か、紙製と思しきパンフレット上の地図であっても、その持ち主の現在地はアバウトな形ながらも示されている。]
(いざ、となると迷うな……。
どこから行ったものか)
[どこに行っても
機械工の血が騒ぐんじゃないかという予感は一先ず置いて。置いて。
ヘローはほとんど直感的に、ファンタジーエリアの方角へと続く広い道を、文字通り人並み以上に細身の脚で進んでいた。
道すがらの風船配りのピエロ
>>87のことは遠目に見るのみになったから、そのピエロが機械であることには気づかずに。
(仮にここで気づいていたら、おそらくそのピエロロボが大変なことになっていた)]