>>139ウロボロス
…?そうか。
人間は労せずとも、運を得られた方が良いのかと思っていたが…。そういうわけでもないんだな。
何にせよ、私はこういう言い方しか出来ないからな。それで間違いないのなら、良しとしよう。
[幸福の象徴でもある鳥は、それ故に、人間にその姿を求められた事もなくはないのだ。]
確かに、この街の住民に軽率に手を出す事は出来ないだろうが。
旅人となれば話は別だろうな。
その姿が見えなくなったとしても、気にする者は居ないだろう。
尤も、私は人に危害を加えるわけではない。
が…場合によってはもっと酷い物を要求するのかもしれない。
兎も角、ウロボロスの警備の仕事も、満たしたい欲も…どちらの邪魔もしないだろう。
[面白い物に興味がある貴方の事を知りはしないが、手を取り合えるのは確かだろうと思えた。]