ラウンジ→廊下
ぴかぴかひかる〜おそらのたいよ〜う♪
[お話をしたたくさんのひとたちとお別れをして、私たちもいちど、自分たちのおへやを見ようと、ラウンジを出る。
廊下を歩きながら、うたをうたう。
きっと、ひとの子やひとの子と生きたものなら、だれでも一度は聞いたことがあるであろうリズムで口ずさみながら、廊下をあるく。
てくてくあるきながら、だんだんぽてぽてとおどりだす。
くるんくるん回りながら、自由気ままにおどっている姿は、いままでならぱ、みえる子がかぎられていたけれど。
いま、このばしょではそうではない。
私たちは、それに気がついていないけれど。
廊下でばったり出会うものがいたら、陽光の精の踊りを目撃することになるだろう。*]