[映画技術が発達した昨今、大抵の爆発や演出はCGやVFXが主流。
役者やスタントマンですらアンドロイドの代役も多い。
だがそれでも「リアリティを追求したい」というクレイジーなヤツらの要望に応えたクレイジーな映画や演出は後を絶たない。
特撮なんてのはそんな人間の狂気と情熱の娯楽だ。
サンシアが聞いていたかは分からないが映画を見ながら撮影時の裏話なんかを語ったりする]
ここの爆発なんか全部本物の爆薬を使ってるのサ。
どうだい、最高にクレイジーだろ?
監督があらかじめアタイが走るバイクのルートに仕掛けた爆薬の位置を教えっから
それをアタイが全部避けながらかっ飛ばすワケ。
もしちょっとでも爆薬に触れればドーン!ってなる。
それがまたクレイジーで最高だったんだよなァ。
[爽快に笑いながら当時の苦労を映画のつまみにコーラをぐびり]