[そして、『あの子』との話も…静かに肯定してくれました。
ラピスくんの気持ちも、少女に会えたら、今みたいに話したら良いと頷いてくれたのです>>131]
はい、ハイ…!
あの子に、会ったら、会えたら…
僕の気持ちを伝えます。ずっと友達だって…!
[また一つ埋まる心の闇。また一つ生まれる願い。
『あの子に会いたい』。顔も名前もわからない。
けれど、たしかに友達だったあの子と。
パレードの方に彼女はいるのでしょうか。
ラピスはそちらの方向に顔を向けます。
ここからでは少し遠くてよく見えませんので、また足を運ぶ必要がありそうです]