[ 私が君へ「殺していい」と告げたその瞬間に 少し遠くから響いた声があった。>>95 小さな体に、大きな想いを背負ったその少年は きっと童話のような理想形の"愛"を説く。 そんなに上手くいくほど現実は甘くない。 愛しているからこそ、否定出来ない者もいて 愛しているからこそ、求めすぎる人間もいて 愛しているからこそ、殺してしまう者もいて。 "愛"に正解は無いけれど それなら人はどこから間違うのか? ]