薬草を使った薬を作れるようになりたくて。
治療魔法との融合で、怪我を効果的に治せるように。
ピギーの素材採取に着いていくのも目標だよ。
[大きく切り分けた一口を頬張る。]
……将来的には、着いていく、じゃなくてね。
私もそういう仕事が出来るようになりたいんだ。
ギルドとも関わっていきたい。
なんだかんだお世話になったし、縁も感じてるから。
[ピギーの補助をしたいかと言えば、その通りだけれど。
そういうわけだけでもなかった。
それぞれの能力を活かせるコンビになりたかった。
――まぁピギーが望まなければどうしようもないのであるが、勝手に目指す分には文句はないだろう。
例えば魔物退治では武器を振るのには向いてないとしても、出来る役割があるはずだと思っていた。]