僕だって 人形です。
ニンゲンサマではありません。
[…一生懸命に考えて、出た言葉はそんなことでした]
ニンゲンサマと本来対等になれるものではありません。
ニンゲンサマにとって、忌々しいと言われたものです。
ニンゲンサマに、いらないといわれたものです。
けれども、ここで出会ったニンゲンサマはみんな
僕を、忌み嫌わないでいてくれました。
僕は、僕は、だから。
ニンゲンサマじゃないとオトモダチになれないとは
おもえません。
あなたが、ニンゲンサマに忌み嫌われるものでも
僕が あなたとオトモダチになれない理由には
なりません。