[誰かと会話をしているように聞こえたが、そこには彼女一人しかいない。
伏兵が居るのか、それとも通信の類。まあ恐らく後者であろうが、増員が来てもある程度なら耐えられる。
慢心、傲慢、もしくはある種の諦め。そんな物を転がしながら、相手の出方を見ようと観察していたのだが。>>132>>133]
ツバ、ツバか
[こちらを気遣う相手の反応に、ふ、と少し噴き出して。>>134]
それで治るのなら
ぜひ付けて欲しいな
[そんなもので治る傷ではないのだと、笑みを崩さぬままからかい混じりに述べる。
さて何処まで気を許していい物か。ホルスターへ延びていた手が若干宙を彷徨う。]