[ 奪えるものは奪えるだけ奪い、 反抗する者は皆殺し。 製鉄に使う道具類は特に大切に持ち帰った。 どうしても持ち運びようのないもの──例えば炉などは、 丹念に構造を記録した。 投降する者は保護したのもいつも通りだ。 その中に製鉄技術を持つ者が複数いたのは幸いだったな。 このとき、プラチナは一緒だっただろうか。>>24 一緒にいたのなら、オレは彼を大いに頼りにしただろう。 そうしてオレたちの国(アルバルーケット)は、より確かな製鉄技術を得た。 ]