[ 本当は皆きっと分かってる。 憎しみは何も生まない。 私も王も、きっとそれをよく"知っている"から 王は今 なにか変わろうとしているのだろう。 傷付けることが愛することではないのなら 私が大事に抱えていたこの箱もガラクタも 鳥の実現を捨てられなかったことも、 幼馴染を「反逆者」とすぐさま割り切れなかった心も それは、哀にしか、ならないか。 私が生きているだけで貴方は苦しいのでしょう? 殺してしまいたいくらい憎いんでしょう。 ]