確かに同じ装飾とはいえど仕事とは少し異なるものかもしれません。
アロイスさんのお仕事で言うなら、装飾……何なら設計するためのイメージ案をもご自身で作らなければなりませんから。
いいえ、お役に立てたのなら何よりですよ。
貴方にとって、納得のいくものが出来るといいですね。
[流石、の言葉には小さく首を振って応える。自身の言葉をしっかりと咀嚼して前を向かんとしているのは他でもない彼自身なのだから。]
歪な形だと、もしかしたらまた光り方も変わるやもしれませんしね。
三日月や繊月、半月……だなんて様々に姿を変えられるのは今の形だからやも。
星、お好きなんですか。……と、
[真紅の瞳が此方へと向けられ、視線が重なる。不思議そうな面持ちに、また小さく首を振ってみせ。 ]