『"仕事"なんざ忘れ、て 一人に執着する、なんて "俺"らしくない』[傭兵の泥人形ではない"俺"が覗き、衝動のまま、相手の胸倉をひっつかむ。] 『金のために人間、殺して! 裏切って! 尻尾振って! そんな、汚い、傭兵風情、が!』[吐き出し叫んだのは、醜い自分の姿。いくら自由を欲して傭兵で居たとしても、結局俺はそういう奴だ。それでも気にしない、泥人形はそういう奴だった。] 『……そんなの、 ザザッ まるで"俺"が"人間"みたい、だろ』