[小さな声が聞こえてくる。>>132
微睡の中、ゆっくりと目を開けラピスを包み込み。
おとぎ話を読み聞かせるような声音で語りましょう]
ふふふっ、大丈夫ですよ。ラピス様。
私たちは忘れられてはおりません。
ずっとずっと、マイロードの心の中におります。
マイロードが忘れない限り私も遊園地も永遠です。
だから……寂しくはありませんよ。
私はマイロードが創った最初のお友達。
ずっとずっと、友達ですから……。
あの方の帰りを、私はここで待ち続けるのです。
私は──……幸せですよ。
いままでも、これからも……。