[少年人形の答えに、願いに、少女はゆっくりと頷き、そして、その名前を教えてくれました。これから、友達だと言ってくれました>>154。その返事がどれだけ嬉しかったことか、胸が暖かくなったか、少年人形にはわかりませんでした。それを、人は…『幸福』と、『アイ』と呼ぶ感情に近いものだと、幼い彼はまだ知らないのでした]はい。ユラ。ボクは、ボクの名前は…ーーー[改めて、自分の名前を名乗ります。彼女に近づいて、その手を取って握手をして。]