[うちの患者を治療するところは見ただろうし>>158
【夜の女王のアリア】の医療班の面々へと、
処置内容は勿論、自らの能力を説明するだろう。]
ああ、僕は医者ではあるが超能力者でもあってね
テレキネシスとかポルターガイスト現象とか、
まぁ要は物を持ち上げる力だ。
感覚としては外付けの腕。長さは手術室程度の範囲まで。
一度に出せるのは三本。
両手合わせて5本分の腕があるようなものさ。
だから僕一人で手術もできるし、患部の止血や補助、
感染症の恐れなく重症患者を治療することもできる。
今は手持ち切れだが、容器と中身が有れば
ウォータージェットメスを即席で用意したりもするね。
[そもそもの医術の腕についてはサージオンからも太鼓判をもらった。余談ではあるが、かつてキーパーを治療した際には"手術道具や彼を浮かせて"砂埃舞う戦場の跡地で処置をした。男の話す内容には、イオニスの能力や治療方法と共通する内容があるはずだが、それに気づくものは果たしているかどうかは彼らのみぞ知る。]