─土産店にて─
どういたしまして。
お役に少しでも立てたのなら。
[嬉しい、と言われれば微笑みましょう>>146。彼の選択にも、頷きます>>150。]
わたしも、
…大事にします、このハンカチ。
…姉と、一緒に。
本当にありがとうございました。
[穏やかに微笑んで、頷いて。そして心から思う。彼が良き贈り物を、共に見つけられることを。
そうしてぺこりと頷いたのなら、土産店をそのまま後にしようか。
自分のものは、わたしも。そう。ホワイト・マーブルに着いてから、探せばよいだろう、と。
そう言えばお名前お伺いしなかったな、と気づいたのは、きっと彼と離れてしまった後のことでした。 *]