ー …そして魂は流転して ー[ざわざわとたくさんの人があふれる町並み。 その一角にある一つの学校での話である。 部活動の活発なその学校は、当然文化祭などにも 非常に力を入れており…生徒たちはその準備と練習に 精を出していた…そんな折である。桜と名のつく少年や、制服のスカートがよく似合う彼女が集う軽音部の扉をガラッ!と開けるものがいた]