― そうして暫く後 ―
[わたしは監獄内を1人で走る。
調理場はどっちだったかしら。ああ早く戻らなくては、パーティーに遅刻してしまうわ。
そんな折、バシャンと不意に、自分の足が水たまりを踏む。
一体何処から流れ込んで来たのか、ここ一帯は水浸しで。>>45
皆特に気にしていないのだろう。その場の看守囚人区別なく、全員足元がびっしょりと濡れている。
見回せば周辺設備は何処もボロボロで、施設破壊の痕と言うのは容易に推測出来た。>>#1]
[そんな大混乱の現場な物だから、
わたしは1つ、とっても素敵な事を思いついたのです。]