―― 街道脇 ――
[商人たちが協賛することで定期的に開催される魔物の掃除。
近くのダンジョンから漏れ出ているだとか、自然発生とかいうが、正直その辺りはよくわからないが、定期的に増えた魔物を間引いて街道を安全に使えるようにするのが今回の任務だ。
浅めの魔物は冒険者になり立ての活きのいいのが戦って、引率するものや腕の立つものなどは厄介なものを狩るために深く潜る。
そうやって自分の狩りの時間が終われば街道の仮拠点へと戻るのだ。当然それだけの規模で時間をかけてやるのだ、ただ武器を振り回すだけでは成り立たない。
食事を作るもの、寝床を用意するものとで様々だし、護衛は大雑把に三チームに別れて狩りにいくチーム。、休憩するチーム。野営地を護衛するチームに別れる。
―――というものに来てみないか?とイヨリを誘ったのは着いていくのが目標>>148ともギルドとも関わるといっていたからだ。
薬草を学び魔術を覚えていけばいずれは医者としていられることにもなるかもしれない。
だが今はまだ料理班に配属されるのが当然といえただろう。]