[ナタリーとも別れ、楽しそうに歌う>>135>>136>>137トラヴィスを横目にアレウスはピアノホールに残る。
菓子を食べこぼすこの口の周りを拭いたり、
泣く子の頭を撫でたり。案外いつもと変わらぬ時間を過ごした。]
大丈夫だよ、みんな初めから
お兄さんお姉さんじゃないんだから。
みんなの面倒見て、ちょっとずつ
ちょっとずつお兄さんお姉さんに変わっていくから。
みんなならなれるよ、立派なお兄さんお姉さんに。
[新たに年長となる子をあやすように撫でていく。
お兄さんお姉さんは1人でなるものじゃないから大丈夫だよと、実体験とともに伝えよう。]